勉強する時のスタイル
勉強する時のスタイルとして、ザックリ分けると「無音派」と「音楽派」に分かれると思います。
元来、私は学生の頃から「無音派」でしたが、40代になって様々な国家資格の勉強を始めるようになり徐々に「音楽派」へとシフトしていきました。
勉強は全て独学で行なっているので、難解な問題に直面した時などダレてしまいますが、そんな時に音楽を聴きながらだと意外にはかどる時があります。いい雰囲気で気分が乗った時など最高ですね。
では、具体的にどのような効果が期待できるのか、実体験から習得した効果を紹介します。
音楽の利点
利点1:リラックスできる
仕事や家庭の状況により勉強がはかどらない時や、試験まで日数がないのに当初の勉強計画から遅れている時など、どうしてもイライラしてしまいます。
そんな時に音楽を聴くとその不安感を吸い取ってくれるのです。この「リラックス効果」は医学的にも実証されているようです。
机に向かう前から音楽を聞いて、そのままの流れでテキストを開くと効果的です。
利点2:気分が高揚する
利点1の延長線上にある効果ですが、音楽を聞くと自然とテンションが上がります。勉強する事が数倍楽しくなるのです。目標に向かって突き進む事自体が快感に変わってくるようなイメージ。極端な言い方をすると、お酒に酔って普段とは違う自分に会いに行く気分に似てます。
健康的な合法トリップとでも言いましょうか。苦労の多い現実世界を一瞬忘れる事ができます。
利点3:集中力や記憶力が高まる
私が子供の頃は、音楽を聴きながら勉強しているとよく怒られました。「ナガラ勉強になってしまう」と言うもの。ただ、これは聴く音楽によります。歌詞の多い音楽や、あまりに好きすぎる音楽は良くありません(パーソナリティが喋るラジオなどは論外)。
スローテンポで曲だけのものがいいですね。あと、変わったところでは、海岸の音や虫のさえずりなどが永遠と流れているようなものもオススメです。
実体験から言うと、間違いなく集中力と記憶力は高まります。「これを記憶していた時、あのBGMを聞いていたな。」と思い返す事ができるほど。
どうやら集中力が高まっている時の脳波の状態を「α波(アルファ波)」(*1)と呼び、音楽によってこのα波を発生を促進する効果がある事も科学的に実証されているようです。
(*1)α波とは脳から発生する8-13 Hz(1秒間に約10回)程度の電気的な振動(脳波)のことで、目を閉じたり、リラックスしたりする時に顕著に現れるもの。
国立研究開発法人情報通信研究機構
利点4:外音を遮る事ができる
自宅で勉強していると、家族が会話する声やテレビの音など、耳に入って来てしまいなかなか集中できない事があります。また、環境を変えてスタバやマックなどで勉強しようとしても、大騒ぎしている客層が居た時などそれどころではありません。
そんな時も音楽を聴く事で、外音を遮る事ができます。そして、煩そうな環境の中で自分だけが異空間にいる環境を作り上げる事ができ、逆に勉強効率が上がる事もあります。耳栓をしてただ単に雑音をシャットアウトしている状態ではないんです。
これ、何と「マスキング効果」と言って数多くの論文も出ているようです。
定常及び変動音を用いたマスキング効果によるうるささの低減(日本音響学会)
世の中には色々な学問があるようです。
おすすめBGM
私が勉強する時によく聞いている音楽です。ブログを書く時も効率が上がります。
あと、音楽ではありませんが、こういう自然の音もいいですね。
なお、音楽BGM以外の国家資格の具体的な勉強方法&ノウハウについては下記の記事をご覧下さい。かなり生々しい事を書いてます。
私がこれまで取得してきた資格の一覧表を下記ページにまとめています。
各資格の「おすすめテキスト」「勉強方法&ノウハウ」「試験概要」「難易度」などの記事にリンクさせていますので、同じ資格を取得しようとされている方は是非参考にして下さい。