店の概要
ふたば亭プラスです。
皆さん、「鴨to葱」(カモとネギ)というラーメン店をご存知でしょうか?
東京の上野で2017年にオープンしたラーメン店なのですが、あまりの旨さに口コミで全国的に有名になりつつあります。
常に行列が絶えない店
私もその噂を以前から聞いており、いつかは食べたいと思っていたところ、仕事で東京に出張へ行く機会ができた為、早速訪れてみました。
この記事では、店の詳細情報を含め食レポをしておりますので、行く予定にしている方は是非参考にして下さい。
ちなみに、このお店はTwitterで情報発信もされています。
公式アカウント
営業時間や、臨時休業などの告知は、上記公式Twitterでチェックしておくと良いでしょう。
場所(アクセス)
場所は、東京の上野にあります。
・JR山手線「御徒町」駅(北口)から徒歩2分
・都営大江戸線「上野御徒町」駅から徒歩2分
・御徒町駅から90m
駅から近いのが嬉しいですね。
2020年現在では、店は1店舗しかありません。
よって、遠方に住んでいる方は、ここまで足を運ぶ必要があります。
私のように出張がてらに立ち寄るのも、一つの手ですよ。
なお、駐車場はありません。
店の外観
駅を降りて少し歩くと、お店はすぐに見つかりました。
店自体は小さいのですが、遠方からでも目立つ看板がありがたい。
訪れたのは18時ごろ。
噂通り、店の前には大勢の方が並んでいました。
多くの飲食店が立ち並ぶ中で、行列ができているのはこのお店だけ。
人気の高さが伺えます。
素材
店の前には、らーめんの素材について詳しく説明してある立て看板がありました。
材料は、鴨・葱・水のみ!
毎朝、厳選した国産合鴨を丸ごとさばいて、その鴨と水のみで数日かけてスープを作っているようです。
化学調味料を一切使っていないという所にこだわりを感じます。
メニューも、写真つきで大きく記載されていました。
らーめんとの食べ合わせとして、「トロたくちらし」と「親子丼」も人気のようです。
◆トロたくちらし
高級すし店や割烹に卸す鮪屋が厳選した一流の鮪を使用。
◆飲める親子丼
京都、青森、埼玉など、日本各地から厳選した合鴨と葱と卵をブレンド。
ちなみに私は「トロたくちらし」の方をチョイスしました。
料金(メニュー価格)
料金は事前に券売機で購入するシステム。
らーめん単品で800〜1000円程度。
トロたくちらしや親子丼とセットでも1150〜1300円ほど。
素材にこだわるお店としては、良心的な価格設定かなと思います。
(2020年現在)
ちなみに、券売機のメニューに「鴨コンフィ麺」と記載されたものがありますが、これはチャーシュー麺の事のようです。
そして暖簾をくぐり、いざ店内へ。
色レポ
お店の中はこじんまりしており、座席数はカウンターに10〜11席ほど。
皆さん、あまり会話もせず、黙々とらーめんを啜っています。
私が色レポするのはこのメニュー。
◆鴨コンフィ麺
(鴨チャーシュー)
◆トロたくちらし
席について5分ほどで運ばれて来ました。
まず驚いたのが、その色味。
非常に鮮やかで、キラキラと輝いているのです。
また、鴨肉の芸術的な赤身もすごい。
見た目だけで、ここまで旨そうな鴨肉は初めて。
鴨コンフィ麺
そして、いざ実食。
旨味がのったピンク色の鴨肉
もう想像通りの旨さ!
口の中いっぱいに鴨の旨味が広がりました。
凄くジューシー!
「これはすごい・・・」
思わず口に出してしまいました。
そして、スープにもこの鴨の旨味が凝縮されており、それでいてさっぱりとしていて非常に食べやすい。
女性のお客さんが多かったのも納得です。
化学調味料を使わず、鴨と水を数日間じっくりと煮込むだけでここまでの旨味が出るのかと、ある意味カルチャーショックでした。
麺は全粒粉を使用したもので、細めのストレート。
しっかりとしたコシがあります。
スープとの相性がバツグン。
葱もいいアクセントになっています。
単体で食べても充分美味しいのでしょうが、鴨の出汁を思いっきり吸い込んだ葱の旨さは格別でした。
そして、興味を引いたのがレモンが入っていた事。
スープがさっぱりとしているのはこのレモンのお陰かもしれません。
トロたくちらし
そして、この「トロたくちらし」。
これもとんでもなく美味かった。
鮪が新鮮で甘い
さすが、高級すし店に卸している鮪。
おそらく本来は、「まかない」として店の従業員が食していたものを、メニュー化したのでしょうね。
写真だけでも、その新鮮さが伝わると思います。
そして、この鮪の中に程よく混ぜているタクアンが食感を引き立ててくれてます。
らーめんとの相性も良かったですね。
今度行くときは、「飲める親子丼」の方も食してみようと思います。
総評
私は、そこそこのらーめん通で、これまで100種類以上を実食して来ましたが、このらーめんの斬新な味はこれまでの概念を覆してくれました。
素材で勝負した一級品
らーめんの原点に立ち返り、手間隙かけてプロが仕上げた芸術品のような印象を受けたのです。
らーめん通を自負している方は、是非この衝撃の味を体験して下さい。
遠方に住んでいる方も足を運ぶ価値は充分にありますよ。
ラーメン好きな方は、こんな雑誌もオススメ。
「東京で一番うまいラーメンを決めよう」と立ち上がった企画の集大成版。
2020年で20回目。
審査員は、石神秀幸、しらす(斉藤光輝)、レイラ、吉本匠将、大崎裕史、青木誠などのラーメン評論家。
自分好みのラーメンを見つけてみましょう。
参考動画
この「鴨to葱」は、色々な方がYouTubeにアップされていますが、個人的に良くまとまってるなと思ったのがこちらの動画。
参考になると思いますよ。
その他の色レポ記事
これまで書いてきた色レポ関連の記事です。
一度、覗いて見て下さい。