【レビュー】アーロンチェア 異次元の快適さ!機能を徹底解説

長年使ってきた椅子

ふたば亭プラスです。

約8年間、使ってきたお気に入りの椅子がボロボロになってしまいました・・。
表皮がめくれてしまいヒドイ状態に。。。

非常に座り心地が良かっただけに名残惜しかったのですが、思い切って処分して、新しい椅子に買い換える事にしました。

どんな椅子にするか、選定基準にしたのは下記4つ。

◆耐久性
◆座り心地
◆リクライニング性
◆腰部サポート

様々な家具屋をまわり、かなりの数の椅子を見てきましたが、最終的に行き着いたのは、やはり「アーロンチェア」でした。

全てが完璧だったのです。

長年にわたり全世界で売れ続けてきた実績。
そしてネット上の評判。
充分納得できるものでした。

では、どんなこの椅子にはどんな機能がついているのか?
どんな特徴があるのか?

詳しく説明していきます。

多彩な機能

アーロンチェア
リマスタード
(ハーマンミラー製)

座面高さ調整(右側面)

座面右横にパドル型のレバーがあり、これで「座面の高さ」を調整できます。

◆高くするレバーを上げる
◆低くするレバーを下げる

非常にスムーズ!

全くストレスなく上下に移動します。


リクライニング硬さ調整(右側面)

座面右下にノブがあり、これで「リクライニングの硬さ」を調整できます。

◆硬くするノブを「+」方向に回す
◆柔らかくするノブを「−」方向に回す

前傾チルト&リクライニング範囲調整(左側面)

座面左下外側のノブがあり、これで「前傾チルト」と「リクライニング範囲」の2つの調整ができます。

<前傾チルト>外側ノブ

◆座面を前傾させるノブを前方向に回す
◆座面を元に戻すノブを後ろ方向に回す

<リクライニング範囲>内側ノブ

◆範囲を狭くするノブを前方向に回す
◆範囲を広くするノブを後ろ方向に回す

背もたれサポート調整(背面)

背もたれの裏にノブがあり、これで「背もたれサポートの硬さ」を調整できます。この機能を別名「ボイスチャーフィット」とも呼ぶようです。

◆背中にフィットさせるノブを「+」方向に回す
◆緩めるノブを「−」方向に回す

アーム高さ調整(左右付け根レバー)

左右のアーム付け根にレバーがあり、これで「アームの上下」の調整ができます。

◆上げる  レバーを起こし手で上げた後、レバーを戻す
◆下げるレバーを起こし手で下げた後、レバーを戻す

こんな感じでアームを上下に移動させる事ができます。

<一番下の位置>

<一番上の位置>


アーム奥行き調整

これは、アームパッドをそのままスライドさせるだけで前後に動きます。レバーやノブはありません。
あと、このパッドは角度も変える事もできます。内側⇄外側。
非常に可動性が良く便利!


サイズ&重量

アーロンチェアには、A〜Cの3サイズがあり、それぞれの幅、奥行、高さ、座面高さは下記のようになっています。(単位:mm)

AサイズBサイズCサイズ
[AER1 A][AER1 B][AER1 C]
625660685
奥行665675695
高さ880〜980930〜1045980〜1095
座面高さ380〜480405〜520405〜520

この中で、国内で最も良く売れているのが「Bサイズ」です。
(大塚家具の担当者情報)

Bサイズが売れ筋

標準的な日本人の体型に最も合っているのでしょう。

ちなみに、私は「身長175cm」「体重72kg」ですが、『Bサイズ』でジャストフィットです。
購入する際の参考にして下さい。


本体の重量は、A~Cのサイズ共に共通で20kgです。

重量:20kg
椅子としてはかなり重い

これだけの多機能椅子なので、必然的にこれだけの重量になるのでしょう。かなりズッシリとくる重さなので、女性が持ち上げて運ぶのは少しキツイかもしれません。


素材

椅子の背部と座部が全て「メッシュ素材」で構成されており、クッションがありません。しかし、非常に心地よく体全体をホールドしてくれます。

この素材のベースは「ガラス強化熱可塑性ポリエステル」なのですが、手で押しても柔らかいし、しかも丈夫。これまで座ってきた椅子とは全く違う不思議な感覚。

柔らかく心地よい
ホールド感

ずっと座っていたくなるような危険性、人間として体力が低下してしまう恐れもあるため、私は1時間に1回は立ち上がるようにしています。

メッシュ部分を拡大したのが下の写真。非常に綺麗に形成されているのが分かると思います。


制作過程

この椅子がどのように作られているのか、下記の動画で見る事ができます。椅子にかける情熱の凄さが伝わってきますよ。ここまで徹底して制作されているのであれば、高価な価格も納得です。


使用2年目のレビュー

購入してから2年。

異次元の座り心地!
生活が一変!

本当に驚きました。
椅子一つでここまで変わるのか、と。

私は自宅で机に向かうのはだいたい下記の作業をする時。

◆仕事(在宅勤務)
◆資格の勉強
◆ブログの作成
◆読書

時には1日に何時間も座っている事もあるのですが、全く疲れないのです。
「座る」という事が、ここまで快適であるというのを改めて実感。

逆に椅子に座りたくて机に向かう事の方が多くなってきました。
それほど快適。

リクライニングする時もスムーズで、体全体を優しく包み込みながらフワっと後ろに倒れる感じ。
当然ながらキシミ音など皆無で、少々の事では壊れないなという安心感があります。

また、腰のあたりを適度にサポートして姿勢を正してくれるので、腰痛の方にも最適かと思われます。

しかも12年保証つき。
至れり尽くせりといったところですね。


購入方法

家具屋さんに足を運ばなくても、amazon、楽天、yahooショッピングなど、ネット通販でも購入する事ができます。

なお、注意して欲しいのが、出店している店情報をチェックして「正規販売店」かどうか確認する事。
大抵は、商品紹介のページと共に書いているはずです。

正規販売店でないと、12年保証を受ける事ができません。

ここだけは慎重に選定して下さい。


あと、メーカー(ハーマンミラー)のオンラインストアでも購入する事ができます。

ハーマンミラーオンラインストア

ただ…、メーカー直営という安心感はありますが、ポイントや付属品、その他特典などのサービスは期待できません。
まあ、製品の仕様など細かく記載されているので、カタログとして見るのには参考になると思われますが…。

上でも紹介したように、amazon、楽天、yahooショッピングでも正規店から買うのであれば、同じ12年保証が受けられるので条件としては全く同じになるのです。

適宜、ご判断願います。
あまり深くは言いません(笑)


あと、1点注意点があります。
この椅子はかなり重量がある為(約20kg)、椅子を支えるローラーにもかなりの荷重がかかります。

もし自宅の床がフローリングであれば、傷だらけになるので、必ずマットを敷く事をお勧めします。

そしてこのマットですが、今流行りのズレない「吸着マット」がいいでしょう。

吸着マットがオススメ

私は最初、普通のマットを敷いていたのですが、椅子の重量のせいかよくズレたりめくれあがったりしてました。
これがちょっとしたストレスになるのです。

たまりかねて1週間で「吸着マット」を買いましたが、使いだしてから全くズレなし!椅子と共に快適に使えてます。


座り心地のチェック方法

ただ、やはり高価な買い物になるので、購入前に自分で座り心地をチェックしたいもの。

大型の家具屋さんであれば大抵置いてますが、一番品揃えがあるのは「大塚家具」かと思われます。

大塚家具 ワークチェア一覧

店員さんの知識も豊富で、特にアーロンチェア は力を入れている商品らしく、どの方も基本情報をよくご存知です。

もし近くに大塚家具のショールームがない方も、電話すれば懇切丁寧に教えてくれますよ。


保証書

これが、『12年保証書』です。
正確には、「構造体」「機構部」「可動部」が12年、「ガス圧シリンダー」が2年。

こんな保証書がついている椅子を買ったのは初めての経験。
安心感が違います。


以上、アーロンチェア に関する情報を紹介&レビューをさせてもらいました。

もし、高額商品が故に購入をためらっている方がいれば、1日に何時間机に向かっているか計算してみて下さい。
そして、その時間が経験した事のない至福の時間に変わるのだという事を想像できれば、何かが背中を押してくれるでしょう。

ちなみに、私は購入するまで半年間悩みまくりました。

今となっては、その半年間、いかに無駄な事で悩んでいたかを後悔しています。


【参考】他商品レビュー記事

私は品質の良いものを買い、長年大事に使い続けるというスタンスを貫いてます。

これまで購入した中で、満足度の高かった物についてレビュー記事を書いてます。興味のあるものがあれば、是非参考にして下さい。