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叙々苑への憧れ
ふたば亭プラスです。
叙々苑は誰もが知る焼肉の高級チェーン店。
その社名の由来は肉を焼く音(じゅうじゅう→じょうじょう→じょじょ)からきているようです(プチ豆知識)。
焼肉は大好物なので、その最高峰である叙々苑に「いつか行きたい!」と思いながらなかなか機会に恵まれず、いつの間にかアラフィフに。。。
そんな中、仕事の関係で自宅を離れ長期出張している時、数日間ポッカリと仕事の空きが出来たのです。
しかも、滞在先は叙々苑のすぐ近く。
こんな機会は滅多にないと、食べログを通して電話予約を入れた上で思い切って行ってみる事にしました。
一人焼肉です。(家族には内緒で・・)
入店
まず入り口からして高級感が漂っています。よほどの覚悟がない限り中に足を踏み入れる事さえ躊躇してしまうでしょう。
受付前で待っていると、着物を着たお姉さんが席まで案内してくれました。
完璧な着こなし。
そして店内の男性スタッフは全員黒スーツ。
なんだか一流の料亭みたいな雰囲気を醸し出してました。
当日、雨が降っていたので傘を持っていたのですが、その傘を店内専用カバンに入れて一緒に席まで持ってくれる丁寧さ。
こういう細かい心遣いが、長年に渡って人気を博している所以なのでしょう。
そして、案内された席がおしゃれなガラス仕切りで囲まれた空間。4人テーブル席。一人焼肉なのにこんな場所を独占していいものかちょっと恐縮。。。
事前に電話予約を入れていたので、席を確保してくれていたようです。
テーブルの横にコートとカバンを掛けると、ササッと布をかけてくれました。匂いが付着するのを防ぐ為だと思うのですが、こういう気配りも流石です。
メニュー
下記がメニュー表。美味しそうなモノが沢山並んでいます。
ただ、叙々苑のメニューを見るのはこれが初めてではなく、私はこの日のためにネット上で色々と情報を調べまくっていました。
(貧乏人がよくやる行動ですが・・・)
そして、何を食べるべきなのかある程度頭にインプットした状態で入店。
今回の記事は、その味の評判がどれほどのものなのか、「色レポ」の位置付けでもあります。
ランチメニューもあり、お得感満載でしたが今回はパス。
単品で狙ったものだけを注文したかったのです。手軽に叙々苑の味を楽しみたいうという方にはこういうセットもありかもしれません。
実際、『焼肉ランチ[S]』が人気のようです。
そんな中、まず運ばれてきたのが、下記3種類の焼肉のタレ。
左から「辛口」「レモン塩」「特製」。好みに合わせて選ぶ事ができます。
そしていよいよ注文開始!
では、一品づつ紹介していきます。
叙々苑サラダ
750円
このサラダには驚きました。野菜の新鮮さもさることながら、ドレッシングがとんでもなく美味しい!事前にネットでのレビューなどを見ていて、その評価の高さに少し疑問もあったのですが、想像を絶する衝撃!
ニンニクとごま油がベースとなっているようなのですが、口に入れた瞬間に、その風味が一気に広がっていきます。
野菜サラダがここまで美味しくなるものなのか!
これを主食にしてご飯を食べる事ができそうです。
ちなみに、このドレッシングはネットでも購入する事ができます。値段もそれほど高くないので、興味のある方は一度試してみてはどうでしょうか。
上ネギタン塩焼
2,800円
次に注文したのが、この「上ネギタン塩焼」。叙々苑特有の風貌。
細かく刻んだネギが上に乗っており、これを包み込むようにして(二つ折りにして)焼いていくのです。
今まで食べてきたタンとは別格でした。
分厚く噛みごたえがありネギの風味と相性が抜群!
レモン塩をつけなくても充分美味しい。本来、タンはこうやって食すのが正解なのかもしれません。
すだれ肩ロース炙り焼
3,400円
いよいよメインの登場です。これが一番のお目当てでした。
叙々苑の広告でも良く見かける定番メニュー。
実際に目の前にすると、その巨大さに圧倒されました。まるでステーキサイズ。手を広げたくらいの大きさ!
そして名前の通り「すだれ状」にロース肉がカット筋が入れられており、見た目でも楽しませてくれます。
いざ、網の上へ!
ズッシリとした重さが手に伝わってきます。
さっと焼き目がついたところで、口に運んでみてビックリ。
とんでもなく柔らかくジューシー!
口いっぱいに広がる濃厚な肉の食感を楽しんだ後、舌の上でとろけるように無くなっていきます。しかも大きいので、先ほど紹介した焼肉のタレ(3種類)で味を変えて楽しむ事もできるのです。
叙々苑が一押しにしているのも納得。まさにロースの王様!
壺漬ハラミ
2,500円
これは変り種メニュー。壺の中にタレに漬け込んだハラミと、玉ねぎ、ニンニク、栗、りんご、トウモロコシなどの野菜や果物もいっぱい入っています。
こんなの、他の焼肉店では見た事ありません。
最初、肉が少ないな、と思ったのですが底の方に沢山沈んでました(笑)。
一つ一つの具材を壺から取り出しながら網の上へ。この作業だけでも何だか楽しい!
もともとタレに漬け込んであるので、焼いた後にそのまま食べる事ができます。
フルーティーな風味!面白い味!
様々な具材のエキスがハラミに染み込んでいます。野菜&果物も全てが美味しく、見た目でも楽しむ事ができました。
石焼ビビンバ
1,000円
(小盛)
ご飯ものは石焼ビビンバを注文。男性スタッフが目の前で混ぜ合わせてくれました。こんなサービスまであるとは。。。
おこげの具合が最高!
私は焼肉に行くと、よく石焼ビビンバを食べるのですが、ここまで具材のバランスの良いものは初めて。パリパリのおこげと一緒に美味しく頂きました。
ちなみに、これは「小盛サイズ」。それでも充分な量があります。写真を見てもらえば分かると思いますが、ほぼドンブリのようなもの。この時点でお腹が膨れてきた方は小盛で充分かと思います。
冷麺(細麺)
800円
(小盛)
最後のシメとして、冷麺を注文。
麺の弾力がすごい!
以前、盛岡冷麺を食べた事があったのですが、それに匹敵するくらいの弾力。そしてスープも美味しい!
焼肉とビビンバでそこそこお腹が一杯だったのですが、一気に食べる事ができました。
食後デザート
サービス(無料)
叙々苑では、全ての食事に無料サービスのデザートが付いてきます。デザートの種類は店によって異なるようですが、この店では杏仁豆腐。
こういうサービスはありがたいですね。
色々と食べてきた口の中をさっぱりとしてくれました。
お会計
そして気になるお会計。
メニュー | 金額 |
◆上ネギタン塩焼 | ¥2,800 |
◆すだれ肩ロース炙り焼 | ¥3,400 |
◆壺漬けハラミ | ¥2,500 |
◆叙々苑サラダ | ¥750 |
◆冷麺(細麺)小盛 | ¥800 |
◆石焼ビビンバ 小盛 | ¥1,000 |
(消費税) | (¥900) |
合計 | ¥12,150 |
総額:12,150円
外食で1万円を超えるものを食べる事は滅多にないのですが、この味とボリュームでこの値段は安いと思います。
これまでの「肉」に対する概念を打ち崩してくれるだけの衝撃があったのです。本当に美味しいものを心ゆくまで堪能するという幸せなひと時を過ごす事ができました。
食べログなどで行く店の情報をチェックした上で、予約していくのが確実ですよ。
食べログネット販売
焼肉ライスバーガー
叙々苑ではこんな「焼肉ライスバーガー」も販売しており、ネットで買う事ができます。かなりの人気商品。
手軽に叙々苑の味を楽しむ事ができますよ。
野菜サラダのたれ
次に人気が高いのが、記事の中でも紹介したサラダドレッシング。家庭でいつも食べているサラダが激変する事間違いなしです。
焼肉のたれ<特性>
そして大定番の叙々苑特製 焼肉のたれ。
下味付け用の「もみだれ」と、焼いた後につける「つけだれ」をブレンドしているようです。
まさしく老舗の伝統の中で育てられた一品ですね。
その他の色レポ記事
これまで書いてきた色レポ関連の記事です。
興味があるものがあれば、一度覗いて見て下さい。
【番外】腹ごしらえした後は
お腹が一杯になった後は、『動画配信サービス』でゆったりと映画やドラマを観るのはどうでしょうか?
『Hulu』や『U-NEXT』など人気のある各社の特徴やおすすめポイントをまとめてます。
叙々苑 金沢店 (焼肉 / 野町駅、北鉄金沢駅、金沢駅)
昼総合点★★★★★ 5.0