目次
はじめに
2018年2月にこのブログを立ち上げて、ページレイアウトなどを構築しながら少しづつ記事を作っていきました。
当時、私はブログ作成に関する知識はほとんどなく、全てが手探り状態の初心者でした。そんな私がGoogleアドセンスの審査にどのようにして1日で合格する事ができたのか、その手法を紹介します。
アドセンス審査基準
誰でも気になるのが審査基準ですが、Googleはその基準を一切公開していません。これには私も最初は戸惑いました。
ただ、アドセンスの「申し込みの条件」をしてGoogleから下記のような内容に注意するように、とだけ指定されています。(2018年3月時点)
①他にない魅力があるか
②操作が簡単で分かりやすいか
③興味を引く独自コンテンツがあるか
ベースの内容はこれに従うとして「では、記事を作成していく上で何に注意すれば良いのか?」、様々な情報を探ってみましたが、どれも書いてある事はバラバラで一貫性がありません。真実が分からないのです。
また、更に事態をややこしくしているのが、2016年から審査基準が変更になり、審査通過のハードルが上がっているという事。よって、古い情報のまま更新されていないサイトの情報は参考にならないばかりか、誤った内容が意識の中に植え付けられてしまいます。
更に2018年現在は、「2段階審査」ではなく「1段階審査」となっています。
【旧】審査→1次審査→アドセンスとリンク→2次審査→合格
【新】審査→アドセンスとリンク→審査(1回)→合格
よって、「2段階評価」の事が記載されている情報は古いと思って下さい。
ただ、注意して欲しいのは「1段階審査」方式となっても審査形式が簡素化されただけで、合格ハードルは高いままにあると認識しておいた方がいいようです。
今回は、ネット上にある様々な情報のうちほぼ共通している内容を私なりに分析して、こうすれば合格するであろうという内容を実体験を交えながら項目化してみる事にします。
審査に合格できるポイント
記事を30個以上書く
これは最も多く記載されている情報となりますが、将来ネットビジネスで稼ごうとするならば、最低基準の個数のようです。
よって、これはアドセンス基準云々というよりも、自分の記事作成力を高めるための練習として捉えた方がいいように思います。実際、私も最初の5記事くらいまでは書くのに苦労しましたが、20記事を超えた辺りから徐々に慣れてきました。
記事の文字数は1000字以上
最初、1000字と聞いた時はとんでもない量だと思いましたが、自分が興味を持っている分野について実際に書き出してみると1000字はすぐに超えました。
逆に1000字以内に抑えて、そのテーマの内容を詳細に紹介しようする方が困難だと思います。逆に1000字を超えないようであれば、そのテーマに関する事は書かない方がいいかもしれません。
役立つ記事を書く
たとえ1000文字以上の記事を30個書いても、それがただ単に日記ブログになってしまっては評価が下がってしまうようです。
ひと昔前まではそれでも通用していたようですが、最近は即時却下されるとの事。意外とGoogleは中身も細かくチェックしているみたいですよ。
自分の感想を交えながら、少しでも役立つような内容を盛り込んだ方がいいでしょう。
例えば、「ラーメン屋に行って美味しかった」というだけではなく、そのラーメンの味、価格、量、メニューの豊富さ、店の雰囲気、などを5段階評価にしてみるだけでも視覚的な興味を引くし、ラーメン好きな人にとって役立つ情報になり得る可能性もあります。
記事に目次と見出しを作る
1000字以上の記事を書く時、見出しがないと非常に読みにくくなってしまいます。読者の立場からしたら休みどころがないからです。
くどいくらいに見出しをつけて、文章を細切れにしていった方が読んでやろうという気になるし、更に目次があれば興味のある内容がどの辺りに出てくるのか、読者にも分かりやすくなります。
記事をカテゴリー分けする
どこにどんな記事が存在しているのか見やすくするため、カテゴリー別に分けてメインサイドバーに置きました。これはブログを作りたての頃は見落としがちです。
実際、私も最初の10記事くらいは全く分類せずにただ単に記事を量産していくだけでした。しかし、これは今思えば、どのようなテーマを意識してその記事を書いているのか方向性が見えていない状態でもありました。
最初から無理にでもカテゴリー分けしながら記事を作っていけば、ブログの全体構成もしっかりとしたものになっていくでしょう。
また、メニューバーもコンテンツを探しやすいように配置などを工夫した方がいいように思います。
これは上記で記載したアドセンスGoogle申し込み条件の中の「②操作が簡単で分かりやすいか」に匹敵する内容に当たると思います。
プロフィール欄を工夫して作る
ブログの作者が誰なのか?最低限の事は書いておいた方がいいと思います。
読者がどれだけそのブログに興味を持ってくれるかというのは、プロフィール欄のインパクトが大きなウエイトを占めるようで、審査上でも結構重要なポイントになるようです。
写真でなくでもアバターなど設置した方が視覚的なインパクトも狙えるでしょう。
ちなみに、私は「Face Your Manga」という無料ツールを使ってアバターを作りました。詳しい使用方法について、下記の記事にまとめましたので参考にして下さい。
他のサイトから記事をコピペしない
専門的な内容など、自分の文章で上手くかけない時に他のサイトからコピペしたり、ただ単に語順を変えて記載する人もいるようですが、これはやめた方がいいようです。
Googleはその辺りは世界一の専門家。すぐにバレるようです。
下手でも自分の文章で書くべきですね。
ネット上の写真を無断使用しない
明らかに著作権がありそうなものはパッと見て分かると思うのですが、厄介なのが個人ブログで貼っているものをそのまま使う事。
これくらいいいかな、と思ってしまう人もいるかもしれませんが、明らかに著作権違反になります。下手したら訴えられます。アドセンス審査どころではありません。
必ず、フリー素材や自分で撮影した写真を使用するようにしましょう。
ちなみに、フリー素材の中では下記サイトが超有名です。
Pixabay
どの写真も非常に綺麗で、私もメインでこのサイトを使用しています。
なお、ネット情報では、アドセンス審査に通るまで「一切写真は貼ってはいけない」という情報を良く見ますが、これはデマです。
私は、審査前にほぼ全記事にガンガン写真を貼り、その数は50を超えましたが、問題なく合格できました。
記事によっては写真がないと成り立たないものもあると思うので、審査のために貼るのを止めるなど何の得にもなりませんし、内容が薄くなってしまうだけです。
禁止コンテンツは絶対に掲載しない
Googleは下記内容のコンテンツは絶対に扱うな!と強く規定しています。
◆アダルト
◆危険または中傷的
◆危険ドラッグおよび薬物
◆アルコール販売、過度の描写
◆タバコ
◆ギャンブル
◆ヘルスケア用品の販売
◆ハッキング、クラッキング
◆報酬プログラムの提供
◆不適切な表示
◆衝撃的な内容(暴力など)
◆武器および兵器
◆不正行為の助長
◆世間一般的に違法
ちなみに、直接コンテンツとは関係ないとしても、文章中に近い言葉が出てきたら不合格になってしまうとの事。
例えば、英語サイトで英訳した文章の中に上記の言葉が含まれていた為、落ちてしまったという実例もあるようです。
お問い合わせフォームを作る
これは結構見落としがちかもしれません。もともとプラグインとして入っていないテーマが多いので。。。
ただ、読者からすればブログの内容について、いつでも作者と連絡が取り合える状態である事は安心感が全然違います。例えば、企業サイトのページで何かモノを購入する際、その会社とどのような手段で連絡が取り合えるのか真っ先に確認しませんか?
それと似たようなもので、この「お問い合わせフォーム」があればGoogleも評価を上げてくれるようです。
ちなみに、「お問い合わせフォーム」は「Contact Form7」というプラグインが超有名です。ほとんどの方がこのプラグインを使用していると思われます。
無料で手に入れる事ができます。
Contact Form7
外部リンクを外す必要なし
審査に通るまで「外部リンクは貼ってはいけない」という情報を良く見ますが、これはデマです。私は審査前にも多量にリンクさせており、その数は約20個を超えましたが問題なく合格できました。
ただ、上記の禁止コンテンツに飛んで行くような外部リンクはNGです。
アフィリエイトリンクも外す必要なし
アフィリエイトリンクについても外す必要はありません。
私は、審査前に「A8ネット」の記事、及び「もしもアフィリエイト」経由でアマゾン&楽天の商品リンクを貼りまくっていましたが問題なく合格できました。
まあ、正確にはアフィリエイトリンクがダメかもしれないという事を知ったのは、合格した後です。よって、結果論となります。ちなみに記事&商品リンク数はトータルで10以上ありました。
合格通知
上記内容を意識しながら30個の記事を書き終えてGoogleに申請をし、アドセンス申請用コードを貼り付けたところ、1日で合格の通知がきました!
ブログを立ち上げてからの時系列は下記のようになります。
◆2018年2月12日
ブログ立ち上げ
◆2018年3月30日
アドセンス申請
◆2018年3月31日
合格通知
巷の噂では、審査から2週間〜1カ月はかかると言われていたので、まさか1日で合格できるとは思っても見ませんでした。
ただ、申請前には約1ヶ月半かけて記事を書き、ブログの体裁も整えて行ったので準備期間にはそれなりの時間を要しました。
これから申請しようとしている方は「早く合格したい!」と気ばかり焦っていると思いますが、不完全なまま審査請求するとGoogleから却下を喰らい、何回も申請し直す事になってしまいます。
じっくりと腰を据えて準備期間を多く取りながらブログを作り込んでいった方が、案外早く合格に辿り着けるかもしれません。